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いまさらですが、ホリエモンこと堀江貴文さんの自叙伝を読んでみましたのでご紹介を。

■1.超有名人の「幼い頃」から「出所直後」までが1冊に

堀江さんはぼくらアラサー世代の人間からだとプロ野球チームやテレビ局の買収と、ライブドア事件のイメージが強いと思うのですが、ぼくが注目したのは彼のメンタルの部分。

本書には幼い頃から出所直後までが詳しく書かれているのですが、ぼくの感想としては「読む前と読む後でかなりイメージがかわった」でしたね。

当時のメディアで時代の寵児と持て囃されていたり、東大で学んでいた人なのでさぞや天才的な人かと勝手に考えていたのですが、ものすごく合理的な結果主義者でした。

そりゃ、こういう人なら結果を出し続けますよね…と納得しまくりでしたので、本書の中から特に心に響いた場所をピックアップさせていただきますよっと。

■2.試合に負けて勝負に勝つということ

試合に負けて、勝負に勝つ。

ビジネスにおいては通常、そんなことはあり得ないと思っている。

試合にも勝負にも勝たなければ、ベンチャー企業は生き残っていけない。

しかしこのプロ野球参入においては少し違う。

確かに近鉄も買収できなかったし、新球団も楽天に取られた。

試合には負けた。

しかしこの一件でライブドアの知名度は急上昇したのだ。

一気にお茶の間レベルに達することができたと言える。

しかも日本人独特の判官贔屓という感覚も相まって、同時に好感度も手に入れたのである。

宣伝効果でいえば100億以上だったと僕は思っている。

もちろん結局、球団も施設も作っていないので、元手はほとんどかかっていない。

そしてなによりも、ライブドアの株価は急上昇していた。

株式会社の経営者としては、勝負に勝ったと思ってもおかしくはないだろう。

そもそも株式会社はあくまで株主のためのものであって、経営者も社員も株主を儲けさせるために働くという理念のもとでの結果の評価。

なるほど、目的から考えたらあの時は勝ってたのですね。当時ハタチそこそこだったぼくは負けちゃったのか〜って思ってました。

てか、若者たちがよく考えずに「株式会社の社長になりたい!」といってますが、目的と手段を正しく捉えていないとそういった冷静な判断ができそうにないですよね。

そして、本書の中で堀江さんが語っているように「起業してから仕事をもらう」よりも「仕事があるから起業した」というのが自然な流れでしょう。

なぜ自分は働くのか?そしてどうやって勝ち続けていくのか?その明確な線引を持っている人が最前線で活躍し続けていけるんだなぁって思いましたね。

■3.自分を嫌いかどうかは相手の問題だということ

僕は人からどう思われようと構わない性格だ。

つまり嫌われても気にならないということ。

僕を嫌いかどうかは、僕ではなく相手の問題である。

相手を変えようとして努力したところで限界はある。

いやそれはたぶん無理なことだ。

そんな意味のないことに気持ちや時間を取られるくらいならば、目の前の自分のやるべきことに集中した方がいいに決まっている。

人生は短い。

お次はコチラ。

そう、自分ではなくて相手の問題って部分にハッとさせられましたね。

人は誰かに嫌われた時に、自分の問題ってついつい考えがちで、イロイロと対策のために行動して時間を浪費してしまうことって多いじゃないですか。

でもその結果、良い展開になった試しってほとんどないと思いませんか?

その理由は、相手の問題だったのに自分の主観だけでなんとかしようとしていたからだったんですね。

というか、自分の都合で相手を変えることなんて、ほぼ不可能ですし。

つまり、それはただの時間のムダだったということなのでしょう。

「そんな意味のないこと」というように一刀両断にするその合理的な判断力こそが、たくさんの結果を出し続ける秘訣なのでしょうね。

■4.会社はあくまで「自分のやりたいことをやるための器」だということ

僕は会社員として働いた経験が一度もない。

どこかの会社に長期間勤めたこともない。

だからこの会社のために自分は働いているのだという意識を持ったことも皆無なのである。

会社は自分がやりたいことをやるための器でしかない。

だから愛社精神が分からないのだと言われたらそれまでなのだけれど、その愛社精神とは、僕にはなれ合いの関係を下敷きにした精神的な依存としか思えない。

自分はこれだけのことをしているのだから、会社は守ってくれて当然だ。

会社で決められている通りの仕事をしていれば、自分の生活は保障される。

高度成長期ならいざ知らず、この現代においてどう考えればそんなお気楽でいられるのか、僕には信じられない。

彼らはせっかく勉強していい大学に入って、いい会社に就職したのだから、後は真面目に働きさえすれば一生安泰だと思っているのだ。

いやぁ、脱サラ&移住した今だからわかるのですが、「愛社精神=慣れ合いの依存」はまさに仰るとおりだなぁって思います。

ぼくが会社を辞めずに何も考えずに働き続けていたら、この先はきっと理不尽と感じることばかり起きてたでしょうね。

そりゃ、その環境に依存していたら変化に対応できないでしょうし。

それとは逆に、堀江さんのように「会社は自分がやりたいことをするための器」と考えて自分が環境を変化させる側にいたら、話は違ってきます。

例えるならば、前者は真っ暗闇の中で波にのまれてしまうだけで、後者は自分で光を照らしながら波を捕まえて乗るってぐらい心構えが別物でして。

モチロンぼくは後者であり続けたいですね。

だから危機感を持って行動し続けなければ…と常に考えていたいです。

■5.実刑判決を受けたのは罪を最後まで認めなかったからだということ

言うまでもないことだが、僕が2年6カ月もの実刑判決を受けたのは、これらのすべての罪を最後まで認めなかったからだ。

(中略)

「罪を認めて、執行猶予を狙え」

そんなアドバイスを何度もらったかわからない。

でも僕にはどうしてもできなかった。

そんな気持ち悪いことはできない。

そんな生き方なんて嫌だ。

株主たちへの説明もつかない。

それでは、もはや僕が僕ではなくなってしまう。

僕は罪なんて犯したつもりはないし、検察に屈するつもりもなかった。

牢屋に入れというならば、入ってやるよ! という気持ちだった。

そんなことをしたってなにも変わらないんだと証明するためにも。

最後にご紹介するのはこの文面。

ここを読むまで、ぼくは勝手にその量刑が事実のもとに決められたものだと思い込んでいたのでわりかしショックでした。

本心ではまったく納得してなくても、堀江さんが「わたしが悪かったです」と嘘?をつけば執行猶予になっていた可能性があるのか…。

ほんと、正義とは一体なんなのでしょうね?

それでも、堀江さんは自分が自分であるために、狭く殺風景な部屋で自分と孤独と戦い続けたワケでして。

そこまで読んで、彼がツイッターのフォロワー約200万人(@takapon_jp)という影響力を持った人である理由がわかりました。

それは、きっと彼が誰とも馴れ合わず、「自分であること」を徹底した唯一無二の人間だからなのでしょうね。

僕には、僕らには今しかない。

今、やるべきことをやることしか、幸福になる道はない。

僕は、僕らはもっと幸せにならなくてはいけないのだ。

この一言からも感じる、彼の生きることに向かうためのエネルギー。

それに触れると、ぼくは今やるべきことに全力を注ぐことが出来ているか?と自問自答せずにはいられませんね。

引き続き、彼の一挙一動に注目していきたいと思います。それではまた!

 

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