タイトル 001

こんにちは、脱サラ&移住して3年が経った「ぴーすけ(@pskpsk1983)」です。

先日、高知への移住希望者に向けた記事移住希望者への質問記事をUPしましたが…。

今回は範囲を広げて「移住に関する総まとめ」的な内容を「全5章」でお届けします。

当ブログ内の特集「移住希望者に伝えたいこと」と合わせてぜひご一読くださいませ。

①当たり前ですが「移住そのもの」は人生を救ってくれません

数年前に「脱サラ&移住したから幸せ」的な記事をUPした(現在は削除)のですが…。

スイマセン、あれは盛大な「勘違い」でした。お詫びして訂正いたします…。

正確な表現は「執筆時に天気が良かったから」でした。本当に身も蓋もありません。

つまり単純に「昼夜二交替の勤務で陽の光を浴びない生活をしてた反動」だったのです。

そういった意味で当時を振り返ってみると、かなり「強がりな言動と行動」ばかり。

だから「移住そのもの」は人生を救いません。まず最初にこの事実を伝えたいです。

▼逆に「生き地獄」になってしまう可能性も十二分にあります

生き地獄

ぼくの経験上ですが、「承認欲求」は取り扱いを誤るとかなり厄介なものです。

なぜなら「とにかく私を見て!」的な自己中心的な考え方に陥ってしまいがちだから。

そして挙句の果てに「SNSはキラキラ投稿」的なルールで自分を檻の中に閉じ込め…。

「輝くのは鉄格子や手足を拘束する鎖」だと気付かず、ずっと磨き続けてしまうのです。

これは移住に限った話ではありませんが、「生き地獄」に陥る可能性は十分あります。

②個人や小規模団体の移住斡旋は「ポジショントーク」に要注意

世の中には驚くほどたくさん「表面上のハリボテな数字で勧誘する人」がいます。

まるでそれがあたかも「流行ってるかのように」です。でも、ちょっと調べてみれば…。

過疎地域への移住者の数は、H12 国勢調査では約 107 万人、H22 国勢調査では約 84 万人であり、約 23 万人減少した(21.4%減)。この間、非過疎地域への移住も含めた全国の移住者数についても減少しており、 H12 国勢調査の約 1,622 万人から、H22 国勢調査では約 1,306 万人へと約 316 万人減少している(19.5%減)。

※引用元:「田園回帰」に関する調査研究 中間報告書(PDF)

そもそも移住なんて「まったく流行ってなかった」ことがわかってしまいます。

それでもなぜ勧誘が後を絶たないのか?それは「誘う側が有利だから」です。

だから「本当にあなたが有利な道を示してくれてるのか」を、しっかり見極めましょう。

▼スキルUPが第一の目標なら素直に「職業訓練校」へ行くのが有利です

例えば高知の場合、県がいま最も力を入れてるのが県立の「林業大学校」です。

1人あたり「1年間で165万円の給付と1200時間の教育」という、ものすごい数字。

厳密には「165万円+1200時間×講師代等の諸経費」なので実際は数百万円の投資額。

もちろん給付には条件がありますが、個人や小規模の教育企画より圧倒的に有利です。

探せばたくさんそういう場があるので焦らずに、冷静に考えて決めて欲しいと思います。

③必ず「具体的な目標」を決めてから行動に移してください

計画と目標

移住前から何1つ結果を出せず、移住を失敗してしまった人に共通の特徴があります。

それは「具体的な目標を持たず逆算した計画も立てなかった人」です。これは本当に。

だから「とりあえず行動しろ!という人は絶対に信用しちゃダメ」なんですよね…。

そもそも「自分がやりたいこと<越えられない壁<移住先がやりたい人を募集」です。

何度も言いますが地方は「プランナーは要らない」「プレイヤーが欲しい」んですよ。

▼せめて「3年以内に結果を出す」等の「期限」は決めておきましょう

次の章でも話しますが、ぼくは移住前から「耐震改修工事」での起業を考えてました。

そして脱サラ後は実際に現場で修行し、外注先を確保し、設備投資をコツコツと実行。

それでも事業を軌道に乗せるまでに「年単位の工数と数百万円の予算」が必要でした。

これでようやく「なんとかなった」レベルなのです。そしてもう1つ重要なのが…。

「最初に期限を決めていたこと」でした。期限から逆算して行動したのが勝因ですね。

④古民家は「メリット」より「デメリット」のほうが多いです

しかし、先日の記事に書いた通り、ぼくは耐震改修工事で「現実」を思い知りました。

法律上どうしても再建築不可な場所があるからといって、自分のやっているお仕事は…。

「人間で言ったらおじいちゃんやおばあちゃんを延命措置してるだけ」だったのです。

しかも耐震だけしても、断熱、気密、防水、通気の他項目は新築に比べ著しく低いまま。

メリットよりデメリットのほうが圧倒的に多いです。そしてある日、ダメ押しに…。

▼同等の性能なら「最新技術で新築を建てたほうが安い」場合もあります

勉強の為にと参加を申し込んだ、とある工務店主催のセミナーの内容に驚愕しました。

独自の仕入れルート、設計、腕利きの職人で作る「破格の新築」の存在を知ったのです。

しかも内容は「2020年から始まる省エネ基準を既に遥かに超えるクオリティ」でした。

圧倒的です。そして「その内容はリフォームでやったら逆に高くつく」と気付きました。

だからぼくは素直に自分の改修事業に見切りをつけ、転職する道を選んだのです。

⑤移住の前も後も「勉強の習慣」を絶やさないようにしましょう

ある時に気付いたんですよ。勉強すればするほど、「熱が冷めていく」ということに。

でもそれは逆にぼくを「根拠に乏しい熱狂の生き地獄から救ってくれた」んですよね。

おかげでいまは淡々と自分の進むべき道を見据え、1歩1歩進むことができております。

これは大きな自信です。だからみなさんにも、最後にこれだけは強く伝えときたいです。

「勉強の習慣だけは絶やさないでください」と。他のことより、これが1番重要ですね。

▼なぜなら勉強は「冷静さ」を保つために非常に大切だからです

冷静

誠に残念なのですが、「都合の良い面しか見せない」というケースは日常茶飯事です。

まぁ、それぞれ事情があるでしょうからね…特にトップダウン型はノルマ式でしょうし。

といっても、それらが「自分にとって本当に有利な道なのかどうか」は別問題です。

だから安易な熱狂せず、進むべき方向を冷静に見極めるには「勉強」しかないんですね。

これだけが「唯一再現性のある移住の成功方法」なのではと、今はしみじみと思います。

まとめ:移住してもその先で待っているのは「現実」です

上手くいってない事実を隠して、目の前の現実を誤魔化そうとすればするほど…。

だんだんと「この地域は」「この業界は」「この国は」と主語が大きくなりがちです。

しかしその状態で良い結果が出たことは、全くと言っていいほどありませんでした。

その経験があるからこそ、可能な限り主語を小さくし、いま目の前のことに集中したい。

だから今後、ぼくが主語の大きな「移住論」を語ることは、ほとんどないと思います。

なぜならネット上ではなく、リアルで交流のある人たちとの関係を大切にしたいから。

そしていま目の前にある、小さな幸せこそ大切にします。移住の現場からは以上です。