こんにちは、ぴーすけ(@pskpsk1983)です。

今回はDIY初心者がほぼ知らない、木工道具「のみ」について全10章で解説します。

①「叩きのみ(厚い)」と「追入のみ(薄い)」の2種類がある

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↑の写真、刃のサイズは一緒なのに、長さと刃の厚さが違うのがおわかりでしょうか。

そう、DIYでも大活躍する「のみ」って実は「下地用」「仕上げ用」があるんです。

②「叩きのみ」は主に「下地」で名前のとおりガンガン叩く用

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厚くて長い方は「荒削り」の時に使用する、とてもパワフルなヤツです。

でもこれは内装に使う化粧板などには、勢いが強すぎて使えないんですよね…。

③「追入のみ」は主に「仕上げ」で少しずつ丁寧に叩く用

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仕上げや内装などに使うのは、薄くて短いほうです。ホムセンでも売ってますね。

ただし下地などにはパワー不足で使えません…。やはりガチなDIYなら2種類欲しい。

④サイズは「一寸(30mm)」から前後に揃えるのがオススメ

なお、ぶっちゃけこの「一寸(30mm)」が1本あれば8割の仕事が事足りる感じです。

というのも、初心者はセット(24、15、9など)を買ってしまいがちなんですよ。

でも個人的に叩きも追入も「まずこれを1本ずつ」買っておくことがオススメですね。

⑤なぜなら「ホゾ穴」など30mmが基本の物が多いから

単純に考えて幅が30mmの四角い穴をを彫りたい時に、

のみの幅が30mm以下だと「倍の手間」がかかりますよね。

一寸というサイズはあらゆる基本なのです。だからまずはこれからという意味ですね。

30mmをメインにして、上下(36mm・24mm)とコツコツ揃えていくのが良い感じ。

⑥新品を購入したら「カツラ」を叩き直して「前処理」をしよう

これも初心者が知らない原理原則。基本的に「カツラを叩いたらNG」ですぞ。

「バールの内側」などを利用して、新品はまず「カツラ」を柄の奥に叩き込みましょう。

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こんな感じでカツラより「柄の部分を外に出す」と覚えといてくださいね。

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これでOK!この処理をせずに、ハンマーでカツラの部分をキンキンと叩いていると、

柄が割れたり、カツラが外れなくなることがありますのでご注意くださいませ〜。

⑦砥石は荒研ぎ、中研ぎ、仕上げ、砥石直しの4種類あるとベスト

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刃物は研がなければ切れません。面倒だと思っても、ぼくは使用前に必ず研いでますよ。

A:〜#400ぐらいの荒研ぎで「刃こぼれ」を修正

叩きのみは特に「刃こぼれ」しまくります。サクッと直したい時は荒研ぎの出番です。

B:#400〜#2000ぐらいの中研ぎで「刃をつける」

荒研ぎはあくまで荒研ぎ。切れるようにするにはもう1段階「中研ぎ」が必要です。

C:#2000〜を使いコダワリの鏡面仕上げで「サビの防止」

中研ぎを仕上げにしても良いのですが、仕上げで「キラキラ」にするとサビ防止に。

D:「砥石の凸凹を直す」ための砥石

当たり前ですが、砥石も使えば使うほど凸凹になります。それを直す砥石ですね。

⑧砥石そのもので研ぐのではなくて「砥汁」で研ぐ

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これも間違いやすいのですが、砥石を水で濡らすのは「最初だけ」です。

後は削られた刃の粉末と、少量の水が混じった「砥汁」で研ぐワケですね。

つまり「研磨中は水で流さずギトギトの状態が正解」ですよっと。

⑨保存や持ち運びは「のみ巻き」を持ってると便利

むき出しの状態で持ち運びや保存をしてると、刃こぼれやサビ、ケガの原因になります。

そんな時に便利なのが本皮製のケースですね。刃に強く、程よい湿気が良い感じです。

⑩こんな感じで毎日メンテするほど仕事が早くなりますぞ

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やってみるとわかるのですが、研ぐとびっくらこくほど切れ味が違うんですよね…。

本当にサクサク削れちゃうので、騙されたと思って1回試してみてくださいませ!

というかビギナーは「手入れの仕方を知らないからビギナー」なワケでして。

だからこの記事を読んだ人はもうプロですね(笑)明日からのDIY、楽しみましょう。