こんにちは、ぴーすけ(@pskpsk1983)です。

2015年の秋に1ヶ月ほどリフォームの現場で「大工修行」をしていたのですが、

その時のことを全10章にをまとめました。

(※当記事は2015年に初掲載された複数の記事を1つに集約後、

さらにリライトして2017年に再掲載したものです。)

はじめに

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丸太梁が雰囲気のある築120年以上の古民家にぼくは

「ゼロの家」と名付け、再生プロジェクトをスタートさせたのですが…。

当初のスキルではどこから手を付けて良いのやら状態でした。

ですので大工修行の目的は借りてる古民家の「修繕技術」を身につけるためですね。

①ワークショップの講師だった「棟梁さん」との出会い

とはいっても、仕事のある現場が無いと修行はできません。

そんなとき、スキルアップのために参加したワークショップの中で…。

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大工の棟梁さんと出会い、運良く現場に入らせてもらうことになったのです。

②初めての現場は「耐震補強リフォーム」

気合を入れて安全靴で行きましたが…。

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頑丈さより、外履きと上履きの2種類を用意することのほうが大切でしたね。

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グローブも頑丈なのを買っていきましたが、ムレるのでやはり軍手が最強かも。

棟梁さんは現場でも非常に良い感じの雰囲気でした。

③激安のインパクトドライバーはあくまで日曜大工にオススメ

コチラ、値段の割にかなりしっかりとした作りだったのですが…。

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バッテリーが2個も付属してますが1個1.5Ahと超小型のため、

休憩の度に充電しておかないといけないワケでして。

バッテリーが小型だと放電&充電回数が増える=つまり寿命も短いですし。

日曜大工やDIY程度の使用頻度には最強のコスパですが、

大工仕事の本格的な現場ではメインとして使うにはやはり現実的ではないです。

下穴あけ等のサブ機として利用するのがオススメですね。

④「生涯現役な人」を見てると定年退職ってなんだろう?と思う

働いてくうちに、お世話になっている棟梁さんがなんと

「大工歴も猟師歴も40年以上」

というハンパない人だということが判明。

還暦を迎えてからなおレベルUPし続けてるイメージです。

そんな姿を見てたら会社員や公務員の定年退職という

「ある意味それまでが無かったことにされてしまう」

というのは理不尽なことだよだなぁって思いました。

⑤現場の大工仕事「だけ」じゃ全く儲からない

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高知ではプロの大工さんでも日当15000円前後。

月〜土で週6、一ヶ月で26日間も仕事しても390000円と、

その技術と重労働の対価からしたら割が良いとはとても言えません。

しかも大工さんは個人事業主ですのでその金額は売上であり利益では無いですしね。

ただし、それはあくまで請け負いの下働きだった場合の話です。

元請け&設計&施工まで自分で出来たら話は別になりますので、

だからやるなら工務店を立ち上げ、自ら棟梁にならないと厳しそうだと思いました。

⑥改修工事は「インパクト二刀流」がオススメ

メイン機に「ドライバー」のビット。

サブ機に「通称:錐先(キリサキ)」のビットを取り付けておけば…。

いちいち付け替える手間が省け、作業の効率がUPするワケですね。

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特に材料を割らないために「下穴」をあける必要がある場合に重宝します。

⑦「ビット延長」があるとなお良し!

リフォームの場合では「一部解体」という感じになり障害物が多いので…。

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遠い場所にアクセスできる「ロングジョイント」がめっちゃ活躍しました。

というか、コレが無いとぜんぜん仕事が進まないレベルでの登場頻度でしたねぇ。

⑧作業をするときは「伸縮はしご」が良い感じ

クルマに機材を乗せるときって可能な限り「小さい」ほうが良いじゃないですか。

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その点、コチラはサイズ調整が出来るので、収納にめっちゃ便利だと思いましたね〜。

⑨リフォームの現場では「脚立ソックス」もあるとさらに良し!

ようするにつまり「脚立の足先に履かせる靴下」ということですね。

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作業現場に脚立が1つしかなくて外用と中用と分けられない時や、

床面に十分な養生ができない時に、

フローリングや畳を傷つけそうな不安があるときなどなど…。

もしもの時の「事故やトラブルを防ぐ」ということに繋がるのでオススメです。

というか事故やトラブルを防ぐのが「プロ」だと思う今日このごろです。

⑩掃除機ではなくて「集塵機」が改修の現場で大活躍

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なんでも吸い込んじゃうコレ、思わず青と銀に塗りたくなりますよね…。

ちなみに現行モデルはさらにR2-D2感が強いです(笑)

このころからマキタの独特な雰囲気に魅力を感じるようになりました。

おわりに

実は棟梁さんが超絶ディープな土佐弁を駆使されてたので、

最初の数日は「何を言っているのかまったくわからなかった」んですが…。

後半は「これまぎるきそこにかいといて!」と言われたら

「はい!わかりました〜」と即座に対応できるようになってました。

どっちかというと大工のスキルより、

そっちの成長具合のほうが大きかったかもしれません(笑)

そんなこんなで、今回の約100時間の大工修行でぼくが得たスキルは以下の感じです。

・現場の養生の仕方

・壁の解体の仕方

・各種大工道具の使い方

・下地作り

・ボード貼り付け

・土のう袋の運び方

まあこの短時間にしては上出来なのでは?

次は「新築」の現場に行ってみたいですねぇ。

そしてある時にふと気がついたのですが、

なんか知らんけど大工さんって「髪の毛フサフサな人が多い!」って。

しかも、お歳の割に「白髪も少ない」し…。

まぁ、そこらへんは体質もあるでしょうし、一概に言えないんでしょうけどね。

でも、基本的にびっくりするほど

「若々しい」って感じの人が多いのは本当でして。

たぶんなんですけど身体を動かして、

陽の光を浴びながら物を作るという仕事のスタイルは本当に健康的なんでしょう。

ぼく自身も大工修行中にお会いした何人もの人から

「どんどん若返って行くね!」って言われてます。

3Kな現場には間違いないですが、ぼくは大工仕事、好きですよ。

※追記:「木造新築現場」での大工修行まとめもオススメ!

・その記事はコチラです→【超絶大長編】DIY初心者が木造新築現場で大工修行した記録まとめ(画像111枚)